「寿々登」作、20号「展覧品」でございます。

艶を消し上品な黒色に塗り仕上げたケース木枠に、極限まで薄く打ち延ばした薄い金箔を和紙に職人が一枚一枚丁寧に手作業で箔押した安芸の手作り「金箔押し紙」を使用したケース背景を合わせた高級感漂う豪華なケースです。

温かみのある色合いが特徴の「雉」天然羽根を使用した8本の矢羽根は、「仁義八行」を意味し道徳を養うという意味を持ち仁徳を持った素晴らしい人に育って欲しいという願いが込められております。
江戸時代から関東地方で作られてきた空穂(うつぼ、矢を収納するもの)を中心としたデザインの破魔弓飾りは、古くからお子様の初正月・初節句のお祝い(魔除け)とされてきました。
伝統ある江戸破魔弓飾りを基にした作品で、昭和8年、昭和天皇の皇太子誕生に際しこの破魔弓飾りを購入頂いたことから「展覧品」と命名し、当時のままの基本デザインを継承して作り続けている工房「寿々登」の名品でございます。
飾り台にあしらわれた山水絵図の金彩蒔絵や美しく藤巻された木製弓、熟練した技法で本金箔を手作業で貼り仕上げた豪華な矢尻と的が特徴的で豪華です。。
ケースの背景に高級感漂う「金箔」押し紙を使用し製作された別注モデルです。

※「金箔押し紙」とは、0.1〜0.4ミクロンまで打ち延ばした薄い箔で、作り上げるまでのほとんどの工程が手作業で行われ薄く打ち延ばす過程で箔一枚ごとに微妙な色・艶・表情が現れるのが特徴的です。この箔を和紙に職人が一枚一枚丁寧に箔押したものが手作り金箔押し紙となります。


こちらの商品の特典(サービス品)
・お子様のお名前を書き入れた立札

・国内送料無料です。
(ガラスケースの海外への発送はできません)
天覧品 20号 Y021
¥72,500(税込)
幅28×奥25×高63(cm)


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