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「錦織京子」作の8号市松人形です。 ふっくらとした頬のお顔や体のたたずまいが何とも言えず可愛く、幼い女の子の雰囲気がよく再現されています。 お着物は、より古典的な雰囲気になるように正絹古布を使って作りました。 大柄の正絹手描き友禅生地で、牡丹の花がメインで描かれています。花びら1枚でも、丁寧に色を重ねているので、とても綺麗です。 通常、小ぶりなお人形には小さな柄のものを合わせることが多いのですが、あえて大柄を合わせることで、豪華な雰囲気になっております。 帯には西陣織唐織を使用しています。肩の方まで牡丹の花の柄が入るので、帯は控えめな唐織(金糸の入っていない織物)を使用しています。縁起の良い向い鶴の柄が入っております。 帯揚げには、朱色の正絹鹿の子絞りを使用しています。 当店限定のオリジナル作品で、世界に1つの1点ものです。 とても素敵なお人形です。 ※正絹とは、経糸(たていと)も緯糸(よこいと)も、ともに絹糸を使用している織物をいいます。絹(きぬ)は、蚕の繭からとった動物繊維で、独特の光沢を持ち、古来より珍重されております。 ※友禅(ゆうぜん)とは、生地に模様を染める技法のひとつです。日本の最も代表的な染色法です。名称は創始者である江戸時代の扇絵師・宮崎友禅斎から名づけられたといわれ、彼の創始した京友禅の技法を本人が加賀藩(現在の石川県)の城下町金沢に持ち込んで独自の発展を遂げたものを加賀友禅といいます。 ※正絹鹿の子絞り(しょうけんかのこしぼり)とは、小さく、やや不正形の白い輪の文様が、鹿(しか)の子の背の模様に見える為そう呼ばれるようになりました。技法は、小さい輪形に染め抜く部分の中央を、指先または鉤針(かぎばり)を用いてつまみ、その部分を糸でくくって防染して染めるので、糸が巻いてある部分が白い輪になって残ります。絞りのなかでも素朴な技法で、もっとも古くから行われたものであります。非常に手間がかかり、着物業界でも高級な生地として有名です。 お顔や衣装の細部画像を御覧になりたいかたは別途メールで画像をお送りします。 |
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市松人形8号 E020 |
市松人形8号 E020 | ||
人形のみ \35,000(税込) | ケース付き \43,000(税込) | ||
幅16×奥行12×高さ29(cm) | 幅28×奥行25×高さ39(cm) | ||
サイズは台からの最長箇所です | サイズはケースの最長箇所です | ||
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