上品な正絹尺物を兜の吹き返しに用いた7号「極」生成中白威之兜でございます。

江戸時代の頃よりその伝統と技術を守り続け絹織物を製作し続けている京都老舗「誉勘商店」が手掛けた高級感漂う正絹金襴を使用した眉差・吹き返しと、白色に綺麗な生成色の糸を使用した綺麗な配色の正絹段威しが特徴的で、二百七十余年の伝統技術で職人の手が織りなす絹織物と甲冑をコラボレーションさせた当店オリジナルの兜でございます。
兜鉢はプレスして型抜きした抜き鉢ではなく、数十枚もの金属板を加工し手作業で一つ一つ鋲打ち留め鉢を形成する重鉢（矧ぎ合せ鉢）を使用し、本金を溶かし塗り仕上げる純金鍍金された真鍮製の鍬形や３ｍｍと小ピッチ（間隔）で糸を編み込み仕上げた　　　　綺麗な段威しの段威しを合わせるなど、素材や配色にこだわり造られております。
7号と小さいサイズではございますが、その造りや色彩にこだわり丁寧に造り上げられた当店オリジナル仕様の兜です。

温かみのある淡いナチュラル色で綺麗な木目とあずき色のような赤茶色を塗った下地の表面に透明な漆（透き漆）を塗り仕上げた溜塗を組み合わせたモダンなデザインの収納台・屏風です。
古くから夫婦円満・家内安全、千鳥に見える格子柄（千鳥格子）から勝負運と豊かさを意味し縁起の良い「波千鳥」絵柄が銀色・白色の蒔絵で描かれています。綺麗に溜塗りされ縁起の良い「波千鳥」絵柄が描かれた上品な収納台・屏風に、上品な光沢を放つ正絹金襴が高級感漂う兜が良く映えます。

※「波千鳥」とは、絵になるような調和のいいもの、組み合わせの良いもののたとえで、昔から万葉集などで詠まれ、親しまれている和柄です。 千鳥は、鳥の種類ではなく、水辺に棲(す)んでいて群れで飛ぶ小鳥の総称です。その千鳥と波を組み合わせた「波千鳥」は、波間を世間に喩えて、「共に荒波を乗り越えていく」という意味があり、夫婦円満や家内安全などの縁起の良い柄と言われています。また、千鳥には、「千取り」＝「千の福を取る」にかけて、勝運祈願や目標達成の意味もあり、どちらも縁起の良い柄と親しまれています。



●こちらの商品の特典（サービス品）
・サービス品�@緑色の毛氈（もうせん）
・サービス品�Aお手入れセット
・サービス品�Bお節句説明書
・サービス品�Cお子様のお名前入り立札
・サービス品�D陣羽織（お子様に着せて頂くと可愛いです）

・国内送料無料です（海外への送料につきましては有料になります）