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日本の伝統工芸のひとつ「甲州印伝革」を兜の吹き返しに用いた甲冑師「一久」作、7号茶中白威兜でございます。
煙りで燻すことでなめし・色付けした革に様々な絵柄を型取り漆を刷り込んで造る高価な「甲州印伝革」を使用した吹き返しと上品な朱色と白色のツートン配色が綺麗な正絹段威しが特徴的な兜です。
「甲州印伝革」にあしらわれた「源氏車」文様は、ずっと回転し続けることから縁起物・貴族の乗り物として栄華の象徴とされ、古くから縁起の良い古典文様として重宝されてきました。
プレスで型抜きした抜き鉢ではなく、数十枚もの金属板を加工して手作業で鋲打ち止めて鉢を形成する重鉢（矧ぎ合せ鉢）で作られた兜鉢や本金を溶かして塗り仕上げる本金鍍金を施した真鍮製の重厚な鍬形、金属の腐食を防ぐ透き漆を塗った小札（糸を通す板）を使用しております。
７号サイズと小さな兜ですが、素材や色彩にこだわり作られた豪華な兜です。
場所によって色の深さが異なる木目の美しさが特徴的な「タモ」材を使用し、ナ木目を活かし艶消ししたチュラル色とブラウン色のツートンカラーに配色されたお洒落な円型ケースです。軽くて割れにくいアクリルケースで背景に金箔紙を貼り仕上げたシンプルなデザインになっています。
天然木の温もりを感じられるお洒落な円型ケースに、薄黄色の「甲州印伝革」を使用した綺麗な兜を合わせた当店オリジナルセットでございます。
※「甲州印伝革」とは、鹿のなめし革を黒・紺・茶・エンジ等様々な色合いに染色し、裁断したあと型紙（和紙）を置き、上から漆で模様付けして作られます。数日間陰室で乾燥させ完成した印伝革は、強く・柔らかく・軽い鹿革と時とともに色が冴える漆との調和で独特の風合いを出す甲州地方を代表する伝統的工芸品でございます。
※「源氏車」とは、貴族が宮中に出入りするときに乗った車が御所車でその木製の大きな車輪だけを取りだして意匠化したものが源氏車です。ずっと回転し続けることから縁起物とされるようになりました。車紋は牛車の車輪を模ったもので、牛車は平安貴族の乗り物であったため栄華の象徴とせれていました。源氏と名前につくのは源氏物語由来のという意味です。
●こちらの商品の特典（サービス品）
・サービス品①緑色の毛氈（もうせん）
・サービス品②お手入れセット
・サービス品③お節句説明書
・サービス品④お子様のお名前入り立札
・サービス品⑤陣羽織（お子様に着せて頂くと可愛いです）
・国内送料無料です（こちらの商品は海外への発送はできません）
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