「雄山」作、7号織田信長鎧「覇王」でございます。

兜・弦走り(胴)・草摺・佩楯に至るまで3mmピッチ(間隔)という極細小札を使用して細密で美しい正絹黒糸威しを造る為、通常の甲冑製作より多量の素材(正絹糸)や数倍の製作時間と熟練した技術が必要とされ大変手間の掛けられた造りになっております。
日本古来の甲冑と西洋甲冑を融合させ、鉄砲の弾をも弾くほど強固に造られた南蛮甲冑特有の重厚な流線型兜鉢や、黒・赤色で配色された美しい正絹威しが特徴的で、「覇王」という名の通り力強さが漂います。
また着脱可能なマントを着せることでスタイリッシュかつ独特の存在感を演出した豪華な甲冑です。

台・屏風は国産の栓木材を使用し、木目の美しさを活かすため艶を消した欅塗りで仕上げております。
木目の美しい欅塗り台に、縁起が良く力強い「龍」を模った黒色の彫金丸金具をあしらった重厚な屏風を合わせました。
重厚な「龍」装飾金物があしらわれた天然木の台・屏風に、独特の存在感を放つ南蛮甲冑が良く合います。

※南蛮甲冑とは、室町時代末期ごろからポルトガル人をはじめとするヨーロッパ人が、南のほうから航海してきたので、当時はヨーロッパ人をすべて南蛮と称しており、当時新しい文化をもたらしたヨーロッパ人を尊敬かつ警戒しつつ、南蛮文化として日本に取り入れた甲冑のことのようです。当世具足という形式の定まる以前の胴丸が少しづつ改革されつつあるとき、鎬(中央が船のへさきのように盛り上がり、鉄砲の弾を左右にはじくように製造された胴)や、満智羅(首周り、肩、喉、脇の下等を守る道具)など、すこぶるモダンな上、大変合理的な甲冑として歓迎されたようです。



こちらの商品の特典(サービス品)
・サービス品@緑色の毛氈(もうせん)
・サービス品Aお手入れセット
・サービス品Bお節句説明書
・サービス品Cお子様のお名前入り立札
・サービス品D陣羽織(お子様に着せて頂くと可愛いです)

・国内送料無料です(海外への送料につきましては有料になります)

7号織田信長鎧飾り YH-029
¥220,000(税込)
間口65×奥行45×高さ77(cm)
※五月人形とその他の細部を御覧になりたい方は別途メールで画像をお送り致します。


五月人形/鎧飾り 一覧ページ