厳島神社所蔵の国宝兜を模写して作られた「雄山」作12号浅葱威之兜・収納飾りでございます。

製造工程においては、プレスして型抜きする抜き鉢ではなく、数十枚もの金属板を加工して一つ一つ手作業で鋲打ち止めて鉢を形成していく矧ぎ合せ鉢や、密度が高くきめ細かい綺麗な正絹糸威しを造る為に極小ピッチ(間隔)で形成された極細小札の技法が駆使されており、通常の兜製作より多くの手間と時間をかけ丁寧に手作りされております。
丁寧に銀鍍金された真鍮製の鍬形や本革を使用し現存する国宝兜と同じ絵柄を見事に再現した吹き返し、落ち着きがあり鮮やかな浅葱色の極上正絹糸を使用した美しい威しは特徴的で気品溢れる上質な作りになっております。
また、落ち着いた色合いでとても柔らかい性質を持つ極上正絹糸を使用した浅葱威之兜は、その糸の柔らかさ故、製作難易度が非常に高く希少価値の高い兜と言われております。
現存する国宝兜を忠実に模写し、卓越した技術で見事に再現した豪華絢爛な逸品でございます。

日本銘木の産地として有名な静岡県浜松市天竜区で育林されている良材「天竜杉」を使用した台・屏風です。屏風には、古くからお子様の健やかな成長を願いが込められている日本伝統の吉祥文様「麻の葉」柄を装飾しモダンデザインに仕上げました。
渋い赤みを呈した艶やかな光沢が美しい銘木「天竜杉」を使用した高級感漂う台・屏風に、上品な浅葱色が際立つ国宝模写1/5浅葱威之兜が良く合います。

※「天竜杉」は、静岡県の西北端にある浜松市天竜区にある恵まれた山林地域で育林された国産針葉樹の中でも第一級の最優良材として高い評価を受ける国産材です。心材は耐久性が高く長期の水湿にもよく耐えるほどの耐水性を誇り、緻密で狂いが少なく渋い赤みを呈し艶やかな木肌が特徴です。また油分が多く粘り強いことからカンナを掛けたあとの輝きが強く表面塗装の必要がないほどの美しい光沢があります。特有の芳香、心地よい肌触りが気持ちの良い木材です。

「麻の葉」は4ヶ月で4mにもなるほど成長が早く真っ直ぐにぐんぐん成長していく為、子供の健やかな成長の願いが込められた吉祥文様です。また模様そのものに邪気を払う力があるとされ魔除けの意味もあります。赤ちゃんの健やかな成長と魔除けの意味を込め産着や子供の着物に麻の葉文様は好んで用いられました。



こちらの商品の特典(サービス品)
・サービス品@緑色の毛氈(もうせん)
・サービス品Aお手入れセット
・サービス品Bお節句説明書
・サービス品Cお子様のお名前入り立札
・サービス品D陣羽織(お子様に着せて頂くと可愛いです)

・国内送料無料です(海外への送料につきましては有料になります)

12号 国宝浅葱糸威兜飾り  KH-116
¥192,500(税込)
間口60×奥行43×高さ63(cm)
※五月人形とその他の細部を御覧になりたい方は別途メールで画像をお送り致します。


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