甲冑師「別所実正」作、5号 麻の葉兜でございます。 熟練した鍛金の技法でたたき上げ作られた銅板部品に、細いたがねや糸鋸を使用し、一つ一つ手作業で複雑な絵柄の彫金を精巧に施していく美しい「手彫り彫金」細工が最大の特徴の兜です。またこの卓越し技術で彫金された装飾金物と銅板に型紙を写し糸鋸で切り出した鍬形には、本物の金を溶かして塗り仕上げる本金(24金)鍍金を施しており、豪華絢爛でございます。なかでも重厚な鍬形や鍬形台に施された手彫り彫金の繊細かつ美しい造形は他に類を見ない見事な作りになっております。 丁寧に重ね塗り仕上げた本畳み付き黒塗り台に、上品な二重ヘリと豪華な金具付の高価な金沢箔を使用した本仕立て屏風を合わせました。シンプルながら高級感漂う手作り金屏風が、手彫り彫金細工が美しい名匠「別所実正」の麻の葉兜を良く引き立てております。 |
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5号麻の葉兜飾り | KH-105 | ||||
¥227,000(税込) | |||||
間口60×奥行42×高さ51(cm) | |||||
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