節句人形小百科


室内には五月人形、外には鯉のぼりを飾ろう!!


右寄せの画像 Q1鯉のぼりはなぜ飾るの?

・立身出世を願う!
鯉のぼりは江戸時代から続く、男子の節句飾りです。鯉は清流はもちろん池や沼でも大きく成長する、生命力の強い魚です。
昔から、急流をさかのぼり、竜門という滝を登った鯉が、竜(龍)に成って天に昇るという伝説があります。
『登竜門』という言葉の由来です。鯉のぼりは、子供がどんな環境にも耐え、立派な人へと成長するよう「立身出世」を願うお飾りです。

・神様への目印なんです!
さらに、もう一つ大切な意味があるのです!それは、天の神様に、男子の誕生を知らせる目印とすること。
そして「この子の健やかな成長を見守ってください、、」という願いを込めて空に掲げるのです!


Q2鯉のぼりにはどんなタイプがあるの?

飾る場所や大きさに合わせてお選びください。素材は、昔は紙に始まり、綿となり、そして現代では風に泳ぎやすいナイロンやポリエステルが主流です。
※飾る場所は、お子様の居るお住まいが一般的ですが、場所がない場合は父方の実家に揚げることもあります。



・取付金具タイプ ベランダに取り付けます。
・スタンドタイプ ベランダの床部やお庭に置きます。
・杭打ちタイプ お庭に杭を打ち込んで立てます。


Q3鯉のぼりは誰が買うの?

節句品は母方の実家から贈られることが一般的ですが、鯉のぼりは地域またその家によって異なります。
双方の実家で話して、室内飾り(鎧・兜飾り・お人形)と外飾り(鯉のぼり)と分ける場合もあります。
最近ではお子様の両親がわが子のために購入することもあります。


右寄せの画像 Q4いつ揚げていつしまうの?

できればお節句の1か月前頃から、遅くとも4月中旬頃までには揚げたいものです。
5月の風は鯉のぼりを揚げるには最適です。梅雨前頃まで揚げても差し支えありません。
※地域によっては旧暦でお祝いする場合もあります。


右寄せの画像 Q5吹き流しにはどんなものがあるの?

大きく分けて五色と絵柄のタイプがあります。家紋や名前を入れるタイプもございます。


右寄せの画像 Q6雨の日には・・・

雨の日は揚げないようにしましょう。色あせ、劣化の原因になります。
※雨に濡れたまま重ねておくと色移りがありますのでお避けください。